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3 月
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いまさら聞けないドメインの仕組み

技術スタッフ


今日では当たり前のように目にし、利用しているドメイン。皆さんが今この記事を見ている時でさえ、mrp-net.co.jpというドメインを利用しています。ドメインがインターネット上の住所である事は、なんとなく理解されている方が多いと思いますが、実際、どのように目的のWebサイトまでたどり着いているのかを解説いたします。

この記事を理解する事によって得られる知識

・ドメインとは
・DNS(Domain Name System)とは
・ドメイン入力(もしくはQRコード読み取りなど)からWebサイトが表示されるまでの仕組み


ドメインとは?

ピリオドで区切られ、253文字以内の文字列です。各ラベルには、英字(A~Z)、数字(0~9)、 ハイフン( – )が使用できるとされてきましたが、最近は特定の条件下で日本語も使用できるようになりました。

各レベルによって、管理組織が定めるルールがあります。興味がある方は、各レベルの管理組織のルールを調べる事で、より深い知識がえられるでしょう。


DNSとは?

インターネット上でパソコン同士やサーバと通信する際は、192.168.0.5などのようなIPアドレスによって相手を特定しています。しかし、人がインターネットにアクセスする際にIPアドレスで通信先を特定する事は困難です。そのため、ドメインによって利用しやすいようにしています。

ドメインをIPアドレスに変換して、目的のサーバに案内する仕組みがDNSです。

DNSでは、ドメインが以下のようにレベルごとに、ネームサーバと呼ばれるデータベース機能にて管理されています。

頂点にあるネームサーバがルートサーバと呼ばれ、トップレベルドメインの情報を管理し、トップレベルドメインのネームサーバは第二レベルドメインの情報を管理し・・・と、木を逆さまにしたようなツリー構造で管理されています。


ドメインを入力してからWebサイトが表示されるまでの仕組み

図のように、ツリー構造の上位のネームサーバから問い合わせを行い、最終的にIPアドレスを特定しWebサイトにアクセスしています。毎回ルートから問い合わせると負荷がかかるので、各端末や各ネームサーバにアクセスしたドメインとIPを一定時間記憶するDNSキャッシュという機能で負担軽減がされています。

 

ネームサーバは自宅のWindows上でも構築する事ができます。簡単な定義ファイルを作成する事で動作しますので、これからネットワークの勉強を行う方の第一歩としてもお勧めできます。

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