どうも、効率的な作業をしたいと考える人です。
さて、いままで
Windows10、11で使用できるオトクな操作集 第1弾 Windowsの便利な標準機能集
Windows10、11で使用できるオトクな操作集 第2弾 自作のショートカットキーで効率化(+おまけ)
と話をしてきましたが、今回はWindows標準に関する記事ではなく、無料ソフトを紹介しようと思います。
今回、紹介するソフトは「Power Toys」です。
Power Toysの特徴
ひとことでいうと「PC操作者を手助けするソフト」です。
当該ソフトは現在(2024年7月時点)、24種の機能があり、いまだに機能が追加されているほどに活発で、かつ日本語対応です。
ちなみに以下画像が管理画面で、どの機能を使うか、一目でわかり、管理しやすくなっています。
左側のメニューをスクロールすると各機能の管理画面へ遷移し、設定を確認できます。
それでは、筆者がとくにおすすめしたい機能2つ、紹介していきます。
Fancy Zones
「ウィンドウ配置を決まった型にはめたい」といったときが必ずあると思います。
その場合、こちらの機能が便利です。
以前紹介したWindows10の標準機能をさらに便利にしたような機能でWindows11でも似ている機能がありますが、Power ToysのFancy Zonesは配置からウィンドウサイズなどを細かく決められ、さらにいくつかテンプレートとして保存できるうえに、マルチディスプレイごとにテンプレートを適用できます。
次に操作方法ですが、説明する必要がないくらい直感的に操作でき、シンプルです。
筆者はよく「グリッド」を使用しています。
好んでいる理由は、並べてファイル・ブラウザを閲覧する際や、ファイルを移動する際に、より配置が細かく設定できるので、「グリッド」を使用しています。
以下は「グリッド」で作成したときの動画です。
なお、自宅の「Power Toys」なので、カスタマイズテンプレートはまっさらの状態です。
主な操作は以下の通りです。
・区画を作成する → クリックする
・区画を移動する → ドラッグしながらマウスを移動する
・区画を削除する → 区画のところをマウスでドラックしながらDeleteキーを押下する
またWindowsロゴ+シフト+@キーで以下のFancy Zonesエディターが呼べます。
なお、動画の最初あたりに写った以下の箇所は、「Fancy Zones」の管理画面です。
エディターを呼ぶ際のショートカットをどのように設定するのかなどが設定できる管理画面です。
設定したあとの操作感は以下の動画をご覧ください。
なお、画面をはめ込む際は、ウィンドウをドラッグしつつ、シフトを押すとテンプレートが表示され、
区画がフォーカスされると色が変わるのでドロップすると、その区画に配置されます。
Keyboard Manager
今回、一番におすすめする機能です。
自由にキーを設定できる点、さらに設定後再起動なしですぐさま適用される点も、非常に使い勝手が良いです。
以下がキーごとの設定画面です。
こちらも非常にシンプルで、設定したいキーを変更したいキーに変更します。
筆者の設定は通常プリントスクリーンの位置は右上にありますが、設定でAlt横の「無変換」キーをプリントスクリーンに置き換えています。
こうすることでアクティブウィンドウを切り取るとき、片手はキーボード、もう片方はマウスでと操作が容易になります。
またキャップスロック(VK240)を、かな変換(VK243)に置き換えています。
こちらは誤ってキャップスロックするのを抑制するために設定しています。
さらに「Keyboard Manager」はショートカットキーも変更できます。
以下がショートカットキーごとの設定画面です。
こちらも同じで設定したいショートカットキーを変更したいショートカットキーに設定するといった具合です。
筆者の設定は、キーを押す指の本数も少なくしたいので上記のように設定しています。
ちなみに、Windowsロゴ+シフト+SキーはWindows標準機能の便利なスクリーンショットのショートカットキーです。
以下が「Keyboard Manager」の管理画面です。
またほかにも以下の便利な機能があります。
・機能名:Color Picker
サイト作りで利用できるかもしれません。
表示されているカラーをすばやく採取し、値をコピーできます。
・機能名:ホストファイルエディター
hostsファイルをUIで管理できます。
こちらもサイトで使用する機会がある機能だと思います。
・機能名:環境変数
環境構築で使用する環境変数の操作・管理を容易にしてくれます。
おまけ
今回紹介したソフト、実はMicrosoft社製のユーティリティソフトです。
また同社には、ほかにも「PC Manager」というソフトもあり、筆者はこちらも愛用しています。
機能は、PCクリーナーの機能ですが、よりしっかり掃除されていると実感できる点と、英語なのにわかりやすい点です。
こちらも有用ですごく便利ですので、ぜひ利用してみてください。
もちろん、「PC Manager」も無料です。
まとめ
以上、便利ツールの紹介でした。
いかがでしたでしょうか?
Windowsの機能を三弾にわたり、紹介してきましたが「Windowsにこんな機能があったなんて!」と思っていただけたら幸いです。
筆者としてはどれも標準で取り込んでほしい機能の数々と思うこの頃です。
それでは、最後まで見ていただき、ありがとうございました。