何かしら調べようと思った際には皆さん「Google検索」を利用している方が多いのではないでしょうか。
PCやスマホさえ手元にあればいつでもどこでも自分の求める情報を検索可能ですが、どのような検索方法で検索を行なっていますでしょうか。検索ワード(※以降 「Keyword」 と記載)単体や、関連ワードをスペースで繋げるだけ(「Keyword エラー」等)といった調べ方をしてはいないでしょうか。
弊社「エムアールピー」とだけ入れ検索を実施した場合、ブログ執筆時点において、約「586,000」件という結果となりました。
これだけの量ですと、自分が求めていたもの以外の結果もたくさん出ている状態のため、求めていたページに辿りつくまでに時間を要してしまいます。それらを解決するために、Googleには「Google検索コマンド」なるものが存在します。
Googleの「検索コマンド」とは
Googleの「検索コマンド」とは、検索時に特定の記号や単語を使うことで検索結果の精度を高めるコマンドのことです。「検索演算子」と呼ばれることもあります。検索の時に検索コマンドを使用することで、自分が目的とする情報に、より早く・正確にたどり着くことができます。
覚えておきたいGoogle「検索コマンド」一覧
たくさん存在する検索コマンドの中で、使ってみて役立った便利なコマンドを8選を紹介したいと思います。
- 1. 【”Keyword”】 完全一致で検索
- 2. 【Keyword -[除外したいKeyword]】特定の言葉やフレーズを除外
- 3. 【Keyword1 AND Keyword2】複数のキーワードを含むページを検索する
- 4. 【Keyword1 location:地名】発信場所を指定して検索する
- 5. 【related: ドメイン】 任意のサイトと、類似するサイトを検索する
- 6. 【Key*rd】一部曖昧なワードをワイルドカードで検索する
- 7. 【intitle:Keyword 1 Keyword 2】ページタイトルおよび本文に含まれる文字列を検索
- 8. 【site:ドメイン Keyword 1】特定のURLのサイト内を検索
- 9. 検索オプションの利用方法
【”Keyword”】 完全一致で検索
Keywordを引用符(“”)で囲むことで、検索結果には、それに完全に一致するものが優先的(検索結果の上位)に表示されます。
【Keyword -[除外したいKeyword]】特定の言葉やフレーズを除外
検索語句の前にマイナス記号を使うことで、検索結果から特定のものを除外することができます。複数の意味を持つ語句を探していて、他の意味を除外したい時などに便利です。「エムアールピー -会社 –IT」のように、複数のキーワード除外も可能です。
【Keyword1 AND Keyword2】複数のキーワードを含むページを検索する
Keyword「A」とKeyword「B」、両方に該当する結果が優先的に表示されます。片方のみに該当する場合でも、上記優先表示された結果の後に続けて表示されます。
【Keyword1 location:地名】発信場所を指定して検索する
「location:」と入力し、続けて場所を指定すると、指定した場所から発信された情報を検索することができます。
【related: ドメイン】 任意のサイトと、類似するサイトを検索する
ドメインに指定したサイトと、内容が似たサイトを検索することができます。1つのサイトでは必要な情報が不足した場合や、比較対象が欲しいといった場合に、当該サイトを基に、似たサイトを芋づる式に探すのに便利なコマンドです
【Key*rd】一部曖昧なワードをワイルドカードで検索する
「*」(ワイルドカードという)を使うことで、一部記憶があやふやな文字列や文章を検索することが可能です。「*」が(ワイルドカード)自由な文字として使用することができます。
【intitle:Keyword 1 Keyword 2】ページタイトルおよび本文に含まれる文字列を検索
Keyword 1はタイトル、Keyword 2以降は、本文内に指定キーワードが入ったものを検索することができます。使い方は色々とありそうですが、例えば、ある程度内容を把握したサイトにおいて、「intitle:Keyword 1 サイト名」等で、より詳細を記した下層(専用)ページがないかを調べる、といった使い方も有用かと思います。
【site:ドメイン Keyword 1】特定のURLのサイト内を検索
「site:」は特定のURLのサイト内で検索できるコマンドです。Webサイトによっては、サイト内検索欄が用意されていますが、それと同じ機能を有します。
今までご紹介した検索コマンドですが、覚えるのが難しい。といった方には、「Google検索ツール」として「検索オプション」があります。
「検索オプション」を使うことで、「検索コマンド」を覚えていなくても、紹介しました指定方法を利用することも可能です。
検索オプションの利用方法
①Google検索の下段にある「設定」>「検索オプション」をクリックします。
※「設定」が見当たらない場合は以下よりアクセスしてください。
https://www.google.com/advanced_search
②検索オプションが表示されます。各項目に入力して検索することで、対応したコマンドを自動的に付与して検索することが可能です。
紹介しました各コマンドを活用する事で、より正確な情報により早くたどり着けることもできるかと思いますので、今後Web検索を行う際には、今回紹介した「Google検索コマンド」を是非活用してみて下さい。
また、今回紹介したコマンド以外にも便利なコマンドがまだまだ沢山ありますので、気になった方は是非一度、ご自身でも調べてみると良いかと思います。